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Your search : [ author:構成 李雪琴え 郭立煌] Total 85 Search Results,Processed in 0.082 second(s)
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1. 重慶
朝(あした)に辞す白帝 彩雲の間 千里の江陵 一日(いちじつ)にして還(かえ)る 両岸の猿声 啼(な)きてやまざるに 軽舟 すでに過ぐ万重の山詩仙·李白は、三峡の景観を七言の絶句にみごと“昇華”しました。始点の白帝城から終点の宜昌·南津関まで、一九三キロメートル。さらに下流の江陵まで下っても“千里”には至らないというものの、大峡谷をわずか一日で“過ぎ”てしまう舟下りのダイゴ味!古来、三峡は、雄大な
Author: 構成 李雪琴 え 郭立煌 Year 1989 Issue 3 PDF HTML
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2. 大足
さて今回は、敦煌·竜門·雲崗と並び称される、すばらしい石仏遺跡“大足摩崖石刻”にご案内いたしましょう。重慶まで来て、大足に足を伸ばさない手はありません。三峡下りだけでは、モッタイナイ·モッタイナイ。「四川省大足県」イラストをご覧下さい。重慶の西方約一六〇キロ、かの詩仙·李白が、「蜀道の難きは、青天に上るよりも難し」と詠った、その蜀道よりも、さらに奥深い、群山錯列の“秘境”に位置しております。この、
Author: 構成 李雪琴 え·郭立煌 Year 1989 Issue 4 PDF HTML
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3. 3三峡
いよいよ三峡下りの始まりです。乗船は重慶·朝天門埠頭。三峡の起点·白帝城までは四五一キロメートル。長寿、涪陵、豊都、石宝寨、雲陽と、船は長江沿岸の町々を左右に見ながら、船足も軽く白帝城へ。天険·三峡へ入るまでの長江は、両岸から、しだいに山が迫るとはいうものの、まだまだ“一路順風”。ゆっくりと四川の景観が楽しめます。長寿(ちようじゆ)は、その名のとおり、長寿老人の多いことで知られた町。昔むかし、民情
Author: 構成 李雪琴 え 郭立煌 Year 1989 Issue 5 PDF HTML
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4. 宜昌
三峡下りの旅も、ここ宜昌でストップ。長江をせきとめた「葛洲(かつしゆう)ダム」が目前に迫っては、どうしても下船しなければなりません。どうしても下船したくないというお客さまの集団があれば、閘門(こうもん)を開閉し、船ごと下流へ抜け出ることになります。豪快な三峡下りのあとは、やはり、下船して、ゆいしょある古戦場にして新工業都市の宜昌でひと休みなさって下さい。ちょっと足を伸ばせば、三遊洞·白馬洞·下牢溪
Author: 構成 李雪琴 え 郭立煌 Year 1989 Issue 6 PDF HTML
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5. 雍和宮 孔廟 国子監
旧北京城内に古都のおもかげを色こく残す一角があります。半日のフリータイムをあてて、ぜひ訪れてほしいところ。雍和宮(ようわ)―孔廟(こうびよう)―国子監(こくしかん)。地下鉄(環状線)の「雍和宮駅」が、ちょうど雍和宮の地下。地上に出て、雍和宮大街を下ると、きらびやかな牌楼(パイロウ)が立つ“正面入口”へ。奥の深いこの北京最大のラマ寺は、「文化大革命」期の破壊からも免れ、往時のままに、その偉容を誇って
Author: 構成 李雪琴 え 余陳 Year 1989 Issue 12 PDF HTML
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6. 1公園
首都·北京の新しい魅力をイラストガイドでさぐってまいります。第一回は公園。広壮な故官、壮麗な天壇、各時代に建てられたそれぞれに特色をもつ寺院群、……こうした名所旧跡をのぞいても、北京市街区には十指に余る公園が散らばっています。郊外区からさらに近郊、遠郊に足を伸ばせば、あるいはかつて皇帝の離宮が置かれていたところ、あるいは新しく開発された風致地区と、景勝にはこと欠きません。春なら、ぜひ「什刹海(シー
Author: 構成 李雪琴 え 張紅 霍友峰 Year 1989 Issue 10 PDF HTML
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7. 香山とその周辺
遠く寒山に上(のぼ)れば石径斜めなり 白雲生ずるところ人家あり 車を停(とど)めてそぞろに愛す楓林の晩(くれ) 霜葉は二月(にげつ)の花よりも紅なり高校の『漢文』で習われたのではないでしょうか。唐の詩人·杜牧の「山行」は、中国でも愛唱される名詩なのです。十一月。北京西郊の香山は、文字どおり全山の霜葉が、二月の花よりも紅に染まります。二月は陰暦でのこと、陽暦では三月末から四月始めにかけての百花斉放の
Author: 構成 李雪琴 え 張紅 霍友峰 Year 1989 Issue 11 PDF HTML
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8. 北京新しい魅力4 廟会·茶館·灯会
日本では、もう縁遠いものになってしまった旧暦=「農暦(のうれき)」が、中国では今も広くおこなわれています。中国が農業国であることの何よりの証拠、などと“分析”するチャイナ·ウォッチャーもいますが、実はこの「農暦」には、なかなか捨てがたい味があって、季節のうつりかわりを知る何よりの目やすにもなっているのです。臘月(ろうげつ)から春節(しゆんせつ)へ。そして元宵(げんしよう)には春の気配が心なしか感じ
Author: 構成 李雪琴 え 張紅 霍友峰 Year 1990 Issue 1 PDF HTML
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9. 山西省古跡めぐり①大同
大同と聞けば、すぐに石炭を思い浮かべる読者が少なくないことでしょう。大同の市内といわず郊外といわず、列車もトラックも、手押し車も、黒光りする石炭を満載しています。石炭は大同の地下に眠る宝といっても過言ではありません。ところで、大同の地上の宝と言ったら?遼代(九一六~一一二五)に創建された上華厳寺·下華厳寺、唐代からつづく古刹·善化寺、明代初期につくられた九竜壁、そして西に十六キロの郊外には、有名な
Author: 構成 楊士俊 え 郭立煌 Year 1990 Issue 10 PDF HTML
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10. 山西省古跡めぐり ③太原
太原(たいげん、タイユワン)は山西省の省都。古く「晋陽(しくよう)」と呼ばれ、晋(山西)の中心地として栄えました。紀元前五世紀には、もう“まち”ができており、秦の統一後には、「太原郡」が置かれています。隋代には、長安、洛陽に次ぐ中国第三の都市に発展し、唐の太宗·李世民が、この地で決起したことから、唐代には、長安の北に位置する副都·北京(ほくけい)の名で呼ばれたこともあります。悠久の歴史をもつだけに
Author: 構成 楊士俊 え 郭立煌 Year 1990 Issue 12 PDF HTML